育児初心者の歩み

プレパパによる育児の準備

妊婦が取るべき9つの栄養素

お腹の赤ちゃんのためにどんな食事をこころがけたらいいんだろう。
料理担当をしているプレパパとしては、気になるところです。

摂取したい栄養素

ざっくりとまとめてみると、
下の図の栄養素に気をかけると良いようです。
少ないですが、代表的な食材も一緒に載せています。

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妊婦が取るべき栄養素

各栄養素の効果

たんぱく質

当然、赤ちゃんの体を作っていくために、たんぱく質が必要になってきます。
これは大人でも同じですね。
たんぱく質アミノ酸に分解されて、
DNA情報を基にアミノ酸を組み上げて体の組織を作り上げていく、
この緻密な作業の重要な材料ですね。

鉄分

鉄分は血液の材料として必要です。
もちろん赤ちゃんにとっても必要ですが、
お母さんも赤ちゃんに栄養を運ぶために血液が必要になります。

カルシウム

カルシウムは歯や骨の材料です。
お腹の中にいるときから、赤ちゃんの歯や骨が作られているので、
その材料として必要になります。

DHA

DHAは脳や神経を作る材料です。
体内ではほとんどDHAを作ることはできませんが、
脳のシワシワの部分(大脳皮質)や神経、網膜などで必要とされており、
重要な栄養素です。

亜鉛

亜鉛細胞分裂など体内の反応を助ける役割があります。
体の組織の材料となる栄養素と比べるとその役目が少し分かりにくいように思えますが、
沢山の細胞分裂をして体を作っていかないといけない赤ちゃんにとって、
とても重要な栄養素です。

葉酸

葉酸はDNA合成に重要な役割を果たしています。
細胞分裂の際にはDNAのコピーを作る必要があるので、
DNA合成がうまくできないと、赤ちゃんの成長が阻害されてしまいます。
後述のビタミンB12と一緒に働くので、どちらも不足しないようにしましょう。

ビタミンB12

DNA合成に必要です。
葉酸と連携して働くので、両方取るようにしましょう。

ビタミンB6

ビタミンB6を摂取するとつわりが軽減するとされています。
赤ちゃんだけではなく、お母さんの体調も万全でいたいですよね。

ビタミンC

ビタミンCは免疫力を高めてくれます。
妊娠後は免疫力が低下しがちになります。
ただでさえ、つわりなどでしんどい思いをしているのに、
風邪や食中毒などになっては大変です。
しっかりとビタミンCを取るようにしましょう。

まとめ

様々な栄養素をバランスよくとれるように、
多種多様な食材を使った料理を心掛けるのがよさそうです。