こんにちは。今日はこの前子供と一緒に体験した松ぼっくりの不思議な変化について書きたいと思います。子供と一緒に自然を観察すると、いろいろな発見があって楽しいですよね。私も子供の頃はよく松ぼっくりを拾って遊んでいましたが、こんなことは知りませんでした。
松ぼっくりを煮沸してみたら
この前子供が散歩の途中で松ぼっくりを拾ってきました。松ぼっくりには虫がいることもあるので、煮沸するという処理が必要だと聞いていました。
そこで、鍋に水を入れて沸騰させ、そこに松ぼっくりを入れてみました。すると、驚くことに、松ぼっくりの傘が閉じてしまったのです。子供は目を丸くして、「なんで松ぼっくり閉じちゃったの?」と聞いてきました。
松ぼっくりが閉じる理由を考えてみた
私は普段、子供には分からないことがあったら、自分で考えてみようという風に教えています。実は、私もこの松ぼっくりがなぜ閉じるのかは分かりませんでした。でも、一緒に考えてみようということで、子供と話しながら推理してみました。以下に、私たちがどういう風に考えたかの流れを説明します。
-
松ぼっくりが閉じたのは、お湯の中に入れたから、つまり濡れたことが影響してそう。
-
自然界で松ぼっくりが水に触れるのは、雨が降った時だと思う。
-
松ぼっくりの中には種があるはず。雨で種が濡れないようにしてるのだろう
-
つまり、松ぼっくりの傘が閉じるのは、種が水に濡れないように守るためなのかもしれない。
ここまでは何も調べずに、自分たちで考えてみました。で、じゃあ本当にそうなのか答え合わせしてみようということで、インターネットで調べてみました。すると、実際にその通りだったのです。松ぼっくりは、水分を含むと傘が閉じて、乾燥すると傘が開くという性質があります。これは、種を水に濡らさないようにするための適応です。種は乾燥した状態で松ぼっくりから落ちて、地面に埋まってから芽が出ます。松ぼっくりの傘が開いているときは、種が落ちやすくなっているということですね。
発見の喜びを感じた
私たちは、自分たちで考えたことが実際に合っていたことにとても嬉しくなりました。子供は「すごいね!松ぼっくりって賢いね!」と言っていました。私も、子供と一緒に自然の不思議を考えることができて、良かったと思いました。この経験は、子供の好奇心や思考力を育てるのに役立つのではないかと思っています。