赤ちゃんの成長のためには、
外から刺激を受けることが必要不可欠です。
話を聞いて、言葉を覚えたり、
ものを触って、使い方を覚えたりといった具合ですね。
刺激と言っても、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚と、
いわゆる五感と呼ばれる感覚から得る刺激があります。
そして、それぞれの感覚が働き始める時期は違います。
では、赤ちゃんの五感はそれぞれどの時期にどの程度機能しているのでしょうか。
五感が働き始める時期
実はまだ赤ちゃんのお腹の中にいるときから、
五感は働き始めています。
特に、触覚は7週目からとかなり早い時期から機能し始め、
生まれる前にはほぼ完成された状態となります。
最も遅い視覚であっても、生まれた時点から機能自体はありますが、
大人並みの視覚をもつようになるまでには1年ほどかかります。
知育の参考に
上の時期を見ると、0歳の赤ちゃんに絵を見せるなどの
視覚を使った知育を行うことはあまり効果を期待できなさそうです。
むしろ、触覚など、早い段階からほぼ完成された機能を通して、
刺激を与えて挙げることが赤ちゃんの成長につながると期待されます。